「リア充ニート」? 新しい生き方を提案するphaさんが話題らしい。

リア充ニート」のphaさんが話題だそうです。
http://www.cyzo.com/2010/08/post_5304.html

phaさんの日記はこちら http://d.hatena.ne.jp/pha/20100825/1282722600
     ツイッターはこちら http://twitter.com/pha

ニート」と言っても、実際はエンジニア等を集めたシェアハウス
ギークハウス」の運営や、ウェブコンテンツの作成をしているらしい。
あとはカンパとか。


・・・以下引用(冒頭のサイゾーさんの記事より)・・・

 長引く不況で、一向によくならない失業率。どんな大企業もいつ倒産するか分からない──。誰もが「職」に対して不安を抱えながら暮らしているこんな時代に、あえて「働かない」という選択肢を選び、ゆる〜く現代の波間をさすらう謎の男がいる。その男の名前はpha(ファ)。ネット界隈を中心にその特殊な生き方に注目が集まり、今年に入って各メディアがこぞって彼を取り上げ始めた。アルバイト的なソフト開発やメディア出演、ネット上で呼びかけたカンパで生活する彼の"リア充ニート"とも言えるライフスタイルは、およそ現代人の感覚からすると理解しがたいものがある。

 pha氏は現在31歳。京都大学卒業後、人並みに就職したものの28歳の時に出会ったインターネットとプログラミングに衝撃を受け退社。その後は「圧縮新聞」などのWebサービスを開発したり、毎日グダグダしながら"日本一のニート"を目指しつつ、日々ブログを更新したり、プログラマーなど理系の人材が共同生活を営むシェアハウス「ギークハウス」を運営している。

(中略)

pha  仕事を辞めて2年ぐらいは本当にニートだったんですが、いまは厳密に言えばニートじゃないと思います。本当はもっと完全なニートになりたいけど、まだそうもいかないので、ちょこちょこ小銭を稼いでいます。でも、毎日何もせずにプラプラして暮らしていきたいというのは常にあります。ブログを始めたときに、「働かなくてもいいんじゃないか」という主張をネガティブではなく、肯定的に発したかったんです。それで、ニートってキャッチーで伝わりやすいなって思ったんですよね。

・・・以上引用・・・


「働かなくてもいいんじゃないか」という主張をネガティブではなく、肯定的に発したかった

phaさんはほかにも、「社会の中に働かないで好きなことをやってる一定の層がいることで、多様性が生まれるのではないか」といった趣旨の主張もしていました(どこで見かけたか忘れてしまいましたが)。

社会の中の位置づけとしては、インドのサドゥー(http://chaichai.campur.com/indozatugaku/sadhu.html参照)みたいなもんだろうか?


「俺はこんな面白いことをする、だから金くれ」というのは、中世の芸術家とパトロンの関係にも似ている。現代にはインターネットがあって、広く一般の人からカンパを募集できるので、こういった生き方はより容易になったのかもしれない。


まあでも、知名度もあってインターネットがらみで稼いでいるようなので、実体は自営業者だろ、という突っ込みもあるけど(アメリカで話題のYoutubeセレブリティ(Youtubeへの投稿で、Youtubeのパートナーとなって稼いでいる一般人 http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51534010.html参照)とかも、これに近い?)。


考え方として、面白いなーと思ったので、ご紹介。



先日の「即独マニュアル」(http://d.hatena.ne.jp/shinmai-lawyer/20100822/1282488678)とは対極だなぁ。
(でも、「面白いと思うことをとことんやる」という点において、実は対極にみえて、両者は近いのかもしれない。一国一城の主となって仕事を自分の裁量でとことんやってばんばん稼ぐのは、きっとものすごく面白いはずだ。何を面白いと感じるかの違いかな。)


人気ブログランキングへ