「人生がときめく片付けの魔法」のまとめ
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 36人 クリック: 372回
- この商品を含むブログ (291件) を見る
「人生がときめく片付けの魔法」という本が巷で大流行のようです。
私は自他ともに認める片付けベタですので、前からちょっと気になっていました(だいぶ前に、オードリーの春日が、バラエティ番組の企画で、この本に従って片付けしているのを見て、面白そうだなーと思った記憶があります)。今日たまたま本屋さんで見かけて読んだので、簡単にまとめました。
この本は、ただの片付けハウツーというより、「自分の価値観の見直しと確立」といった深い要素まで含んでいる気がします。
1.ときめく片付けの基本
片付けはモノ別で行う。
例:「服」や「本」等をまとめてやる。キッチン、リビングなどの場所別はNG。
片付けの順番が重要
衣類>本>書類(紙類)>小物>思い出の品の順番で片付ける。
思い入れのあるモノ(特に写真やアルバムなど)に先に手をつけてしまうと片付けが中断するので後回しにする。
2.ときめく片付けの考え方
片付けはお祭り
片付けは祭りだと思って一気にやる。
片付けをするカテゴリーのもの(服とか)を、まず一箇所に全て集めて山積みにする。山積みにすることで、自分が持つもの全てを再確認する。片付け中は必ず散らかるものなので、祭りの最中は散らかっても焦らない。
片付けは自分のモノとの対話が大事
よって、音楽やテレビを付けながらやらない(雑音をシャットアウト)
また、片付けは家族とやらない(他人の意見ではなく自分の価値観で行う)。
3.ときめく片付けの方法
触った時にときめくものを選ぶ
モノの選別方法は「ときめくか」「ときめかないか」で選ぶ。
ときめかないと判断されたものは全て捨てる。
「ときめく」とは
「これから先も、このモノは大事にしてあげたいか。」「今の自分にとって本当に必要なものか。」ということにつき、1つ1つを手に取り、モノと向き合ってときめきの感覚をじっくり考える。
感覚がわかるまで、最初は時間をかけてじっくりと向き合う。ときめきの感覚がわかれば感度が上がり、徐々に仕分けも早くなる。
捨てるものは全部ありがたい
いらないモノを探して処分という考えは捨てる。
自分の家に訪れたものに「いらない」ものはない。自分の家に来た意味があり、そのすべてのモノたちのお陰で今の自分が作りあげられてきて、そのお役目を終えた、という事考え方をもつ。
したがって、「どうもありがとう」と1つ1つ声をかけながら捨てる。
「使わないものだけどどうしても捨てられないモノ」はそのモノと真剣に向き合いきれてない証拠なので、答えが出るまでしっかりと考える。
人にあげる予定のものは捨てる
基本的に人が欲しがるもの以外は全ていらないものと考える事。
モノを捨てる罪悪感を人に押し付けてはいけない。
また、実家に送るは絶対にNG。実家を思い出の墓場にしない。
4.各論
ときめく服の片付け方法
洋服を適当に置くのはNG。畳むかハンガーにかける。
「もっないないから部屋着にする」はNG。部屋着と判断したものは捨てる。
痩せたら着れる服や昔よく着た服など、過去の栄光や思い出にすがってはいけない。今の自分にとってときめくモノだけを残す。
収納は色別にグラデーションになるように収納すれば、自分が持つ服の種類を把握しやすい上、使ったモノを同じ位置に戻しやすい。定位置が決まると散らからない。
ときめく服のたたみ方
Tシャツは手のひらで全体を押さえてシワを伸ばし、裏返して3等分に縦折りで中心に折りこむ。袖部分も綺麗にする。
さらに横三つ折りにたたみ、全体を長方形の形にする。
横に立てて収納する。
ときめく本の片付け方法
必ず本棚に入れる。いつか読む本は一度手放す。
特に参考書や自己啓発系の本などは捨てにくいが、いつか読む本の「いつか」は来ない。
また書類は全捨てが基本で、大事なモノだけをピックアップしていく。
ときめく小物類の片付け方法
小物類とは例えばCD、電気類、薬品、消耗品、文房具、化粧品などなど。
まず全て一箇所に山積みにして仕分けする。用途不明の電気コードは全捨て。使い道のわからないものは今後も絶対に使わない。
ストックを一カ所にまとめて、見えるように収納して、自分がどれだけ溜めているか把握する。
中身が見えない収納(紙袋等)はNG。
ときめく思い出の品の片付け方法
思い出の品は見えるところに飾り、飾らないと判断したものは捨てる。
(ダンボールに入れてしまわない。)
写真類は時間がかかるので最後に片付ける。
(参考サイト)
http://d.hatena.ne.jp/extinx0109y/20110709
http://hg26.blogspot.com/2011/04/blog-post_05.html
http://hanappy.com/2011/10/01/post_5987.html