仏教について、ちょっとしたまとめ(勧誘じゃないよ!)

お盆ということで、久しぶりに田舎に里帰りをして、お墓参りなどしてきました。


私自身は、「うちはたぶん仏教ではあるけど、浄土宗?浄土真宗?それとも真言宗?」というくらいの認識で、神社にもお参りするしクリスマスも祝っちゃう、ある意味良くも悪くも典型的(?)な日本人なのですが、今回田舎でお墓参りをして、仏教の「基本の『キ』」(=どの宗派でも共通の考え方)についてたまたまほんのちょっとだけ触れる機会があり、なかなか興味深かったので、ご紹介できればと思います(繰り返しますが、私自身は普段は宗教と無縁な生活をしておりまして、特定の宗教をお勧めしたり排除したりする意図は全くございません。また、自分なりの解釈の部分もあり、間違っている可能性もありますが、ご了承頂ければ幸いです)。



1.仏教と、キリスト教イスラム教の違い

世界3大宗教といえばキリスト教イスラム教と仏教ですが(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%89%E5%A4%A7%E5%AE%97%E6%95%99)、他2つと仏教の最大の違いは、『神を拝む』ものであるか、『仏に成る』ものであるか、ということだそうです。


すなわち、キリスト教イスラム教は基本的には『神』は崇拝の対象であって『神』に成ることを目指すわけではありませんが、仏教においては、もちろん仏陀ブッダ)を崇拝することもしますが、最終的には自らが『仏』になること(=『成仏』すること)を目指す、そこに根本的な違いがあるとのこと。


日本では神さま仏さまが一緒くたにされることも多いですが、けっこう違うものなのですね。



2.ではどうすれば成仏できるのか

では、どうすれば最終目的たる『仏』に成る、つまり成仏することができるのかというと、『悟り』を開けばよいそうです(仏陀も修行の後に『悟り』を開いて、その悟りを教えるため、仏教を広めた、ということのようです)。


そして、『悟り』はどうすれば開けるのか、というと、『執着』を捨てると悟りが開けるのだそうです。


ここからは私の推測ですが、執着の捨て方として、厳しい修行をするか、念仏を唱えればよいのか等、その違いが仏教の中でも様々な流派を生んでいるのだと思われます。


そういえば、大晦日の除夜の鐘なんかも、人間が持つという108の『煩悩』(=執着?)を消すために撞いているという話を聞いたことがあるな〜。



執着を捨てる⇒悟りを開く⇒仏に成る、というステップは、なかなかわかりやすくてなるほどなーと思いました。


まあ、書いている今も「今日の夕飯何食べよ〜」なんて考えてる私は、まだまだ悟れそうにはないですが・・・。


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