欧州委と米司法省、米グーグルのモトローラ買収を承認
日経新聞より、取り急ぎメモのみ。
欧州連合(EU)の欧州委員会と米司法省は13日、インターネット検索最大手、米グーグルによる米モトローラ・モビリティーの買収を承認したと発表した。グーグルは昨年8月、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)事業を強化するため買収を発表。
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買収を巡っては、グーグルが自社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」をモトローラに優先的に供給して競争を阻害するなどの懸念があった。欧州委は「グーグルは自社サービスの利用者拡大に主眼を置いており、(スマホで)シェアが小さいモトローラのみを優遇することはない」と結論づけた。
ただ「今後も無線通信機器業界で(モトローラが保有する)特許をどのように利用するか注視していく」(米司法省)など、競争環境の維持に配慮する方針も示した。欧米当局が承認したことで調査を進めている中国当局などの判断が今後の焦点となる。
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DOJのプレスは以下
http://www.justice.gov/atr/public/press_releases/2012/280190.htm
→Apple Inc., Microsoft Corp. と Research in Motion Ltd. (RIM) による Nortel Networks Corporation の特許の取得, Apple による Novell Inc. の特許の取得についても判断している。