evernoteの活用法
先日導入して以来、evernoteが面白くて、色々いじっています。
活用法については、既にたくさん本等も出ているようです。
例えば
- 作者: 篠塚充
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2011/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 田口和裕,成松哲
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しかし、「習うよりは慣れよ」という言葉もありますし、まずは先入観無しに使ってみたいので、自分なりに色々試しています。
例えば、
①読書ノートとして使う
読書記録用に一冊のNotebookを作成し、読んだ本ごとに一つのNoteを作ってみています。
また、私は「読書メーター」(http://book.akahoshitakuya.com/)というサイトも利用しているので、evernoteに記録した感想等を抜粋して貼り付け、読書メーターにも反映しています。
同様に、鑑賞した映画等のまとめにも使えると思います。
食べた物の記録用には、evernote foodというアプリも別途あるようなのですが、evernoteだけでも十分その役割を果たせるかと思われます。
②英単語帳として使う
英単語の勉強用に一冊のNotebookを作成し、英語の文章を読んでいてわからない単語が出てきた時に単語ごとに一つのNoteを作り、OxfordLearners等から意味や用法を貼り付けています。
また、Web上の英語の文章を読んでいて、「お、これは!」と思う表現等があった際には、そのままWebクリップしてNotebookに放り込んでいます。
アイパッドで移動中に確認できるので便利です。
③スクラップ帳として使う
スクラップ帳として一つのNotebookのスタック(フォルダみたいなもの)を作成し、気になるテーマごとにNotebookを作成し、ネットサーフィン等をしていて気になった記事をどんどんWebクリップ機能で貼り付けています。例えば、「独禁法」というNotebookには、独禁法絡みで気になったニュースやブログ記事等をばんばん入れています。これも、移動中に読みます。
ソーシャルブックマークも同様にネットサーフィンで気になった記事があった時にマークしているのですが、evernoteの場合、アイパッドでいつでも(ネットとの接続がない環境でも、また元記事のリンクが切れても)読めるというのは大きいメリットだと思います。
④ブログネタ集め
ブログネタについては、それ用のNotebookを作成するのではなく、「これはブログのネタになりそうだな」と思ったときに、ブログ用のタグをつけています。タグごとにNoteを整理・検索できるので、「ブログ」というタグで検索すると、ブログのネタになりそうな記事が列挙されるようになります。
⑤Mission Statementの作成
Mission Statement用のNotebookを作成し、その下に「仕事」や「趣味」といったテーマごとにNoteを作り、今後の目標(5年後、10年後)と、その実現に向けてのプラン等を書いています。これも、いつでも確認・見直しができるので、良いかなと思います。
このように非常に便利なevernoteですが、使ってみたわかってきた課題もあります。
・他のログ系ツールとの使い分け
一元管理性が高いevernoteだけに、既存のツールとの使い分けをどうするかというのが悩ましいところです。私は今のところ、evernoteは基本的には記録用、「Remember the Milk」はタスク管理用、「読書メーター」は他の読者とのコミュニケーション用、等と従前よりもそれぞれのツールの位置づけを意識する形で使い分けるようにしています。
・増え続ける記録の整理
なんでも簡単に無制限に記録できるだけに、収集がつかなくなるおそれがあります。きちんと整理されていない大量の記録では、あいうえお順に並んでいない図書館の本棚みたいなもので、結局記録だけ溜め込んで情報を使いこなせない可能性大です。
まだ試行錯誤の途中ですが、適切なノートブック分け、タイトル付け、タグ付けの必要性を強く感じます。このへんは、冒頭の「使い方本」を読むと、有益な示唆が得られるのかなと思います。