平成22年度新司法試験合格発表

取り急ぎ。


どうやら、合格者数はほぼ横ばい、合格率は過去最低だったようですね。


様々な政治的思惑もあり、この人数に落ち着いたといったところでしょうか。


貸与制にする以上、合格者数を増やさないのはおかしい気もしますが、他方で法曹人口の受け入れ側の事情もあり・・・。


なんというか、法曹人口の供給側(ロースクール、司法試験、修習)と需要側(裁判員制度やゼロワン解消に基づく必要性含め)のバランスが、まだうまく取れていない印象を受けます。


早く落ち着くとよいのですが。



(合格者一覧はこちら)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/196441


http://www.asahi.com/national/update/0909/TKY201009090301.html

・・・以下引用・・・


新司法試験合格率25.4%、過去最低 合格2074人


 法務省は9日、法科大学院の修了者を対象とした新司法試験の2010年の合格者を発表した。8163人の受験者数に対し、合格したのは2074人で、合格率は25.4%。前年の27.6%を下回り、新司法試験が始まった06年から5年連続で下降し、過去最低となった。


 政府は法曹人口拡大の計画として「2010年ごろに年3千人」とする方針だったが、今年を含めた最近3年の合格者数はいずれも2千人台にとどまった。


 発表によると、法学部を出た人向けの「既修者コース」(2年制)を修了した人の合格率は37.0%。一方、3年制の「未修者コース」修了者の合格率は過去最低の17.3%にとどまった。合格者は24歳から66歳までで、平均年齢は29.1歳。合格者のうち、1回目の受験で合格した人は1183人だった。


・・・以上引用・・・



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